GAME
試合結果
選手交代
57分
盛田 剛平→ 森 晃太
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59分
中町 公祐→ 喜田 拓也
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64分
保坂 一成→ 黒木 聖仁
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60分
伊藤 翔→ 富樫 敬真
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76分
新里 亮→ 津田 琢磨
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79分
マルティノス→ 和田 昌士
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警告・退場
89分
富樫 敬真 |
スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 1
榎本 哲也 |
DF 41
土屋 征夫 |
DF 18
遠藤 渓太 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 2
パク ジョンス |
DF 5
新里 亮 |
DF 22
中澤 佑二 |
MF 23
稲垣 祥 |
DF 24
金井 貢史 |
MF 6
マルキーニョス パラナ |
MF 8
中町 公祐 |
MF 30
保坂 一成 |
MF 29
天野 純 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 20
マルティノス |
FW 19
盛田 剛平 |
MF 25
前田 直輝 |
FW 14
田中 佑昌 |
MF 11
齋藤 学 |
FW 9
ダヴィ |
FW 16
伊藤 翔 |
サブメンバー
GK 22
岡 大生 |
GK 30
田口 潤人 |
DF 17
津田 琢磨 |
DF 13
小林 祐三 |
MF 7
石原 克哉 |
DF 4
栗原 勇蔵 |
MF 20
黒木 聖仁 |
MF 28
喜田 拓也 |
MF 27
ビリー セレスキー |
MF 26
中島 賢星 |
FW 25
森 晃太 |
FW 14
和田 昌士 |
FW 26
熊谷 駿 |
FW 17
富樫 敬真 |
監督
佐久間 悟 | エリク モンバエルツ |
試合総評
明治安田生命J1 2ndステージ 第14節 『 甲府 0-4 横浜FM 』
『 横浜FMに4失点完敗で降格圏16位に後退。J1残留を勝ち取るために修正不可欠。 』
試合序盤は堅い展開も前半38分に齋藤選手に先制点を許すとその後は立て続けに失点し、今季ワーストタイの4失点。熾烈な残留争いを戦う中で完敗を喫し、順位を降格圏の16位に下げた。
今節の横浜FM戦を終えると次の公式戦まで3週間の期間が空くが、この期間をポジティブに過ごすためにも、横浜FM相手に勝ち点を手にすることが重要になる。
前節・柏戦は、クリスティアーノ選手、伊東純也選手の両サイドを徹底的に抑えて相手に決定機を作らせずに前半を折り返したものの、後半にCKのクリアミスのボールをDオリヴェイラ選手に押し込まれて1点を献上。ダヴィ選手が攻撃に迫力を見せるも、あと一歩届かず0-1で敗れた。
エース・ドゥドゥ選手をはじめ、新井涼平選手、松橋優選手とレギュラーメンバーを怪我で欠く苦しいチーム状況。さらに前日練習で守護神・河田晃兵選手が左足を痛めて今節は欠場。スターティングメンバーは、GK岡西選手、3バックは右から土屋選手、山本選手、新里選手、マルキーニョス パラナ選手と保坂選手のダブルボランチに、右WBに稲垣選手、左WBには橋爪選手。盛田選手と田中選手のツーシャドーに、ワントップにはダヴィ選手が入った。
横浜FMは4-2-3-1を基本システムとし、齊藤学選手、マルティノス選手のスピードある両SHのドリブル突破は脅威となる。また、中澤佑二選手を中心とした堅い守備も健在なだけに、甲府としては前半から粘り強い守備で0-0の時間を長く保ち、少ないチャンスをものにして勝利を目指したい。
ワントップのダヴィ選手は第7節の川崎F戦で今季初出場を果たして以来、ここまで6試合に出場しているが未だゴールはない。今週のトレーニングでは、佐久間監督から攻撃陣に対して「悔しさがあるなら残り4試合で得点を奪え」と厳しい言葉をかけられた。「どんな状況でも自分は全力を尽くしている」。練習後にダヴィ選手は取材陣に対してこう話した。柏戦ではヘディングで相手ゴールを脅かすシーンも見受けられ、徐々にゴールは近づいている。ダヴィ選手も「次の試合にそういうチャンスが来れば決めたいです」と決意を語った。
前節・柏戦で橋爪選手が相手選手と交錯して左足を負傷。また、稲垣選手も今週のトレーニング中に右足首を痛めた。万全のコンディションとは言えない両選手だが、それでも稲垣選手は「大丈夫です、頑張ります」と短く話し、橋爪選手も「痛いけど福岡、湘南戦までは時間が空くし、チームのためにプレーしたい」と思いを話した。全員が歯を食いしばり残留に向けて歩みを進める。
前半9分、甲府は左CKを獲得するとショートコーナーから橋爪選手がエリア中央にクロスを供給。このボールに稲垣選手がフリーとなり頭で合わせるも、ボールは惜しくもGKに阻まれてしまう。横浜FMは前半14分にペナルティエリア手前で細かくパスを繋ぎ、最後は天野選手がペナルティエリア内に浮き球のパスを送るも、味方には合わない。
前半25分、左サイドの田中選手が前線の盛田選手に浮き球のパスを供給。盛田選手が落としてダヴィ選手がボールを拾うと、ドリブルでエリア内に切れ込みシュートを放つも、ボールはDFに当たって弾かれる。一方の横浜FMは前半30分に中央でボールを受けた齊藤選手がコントロールしてミドルシュートを放つも、ここはGK岡西選手がファインセーブを見せて難を逃れる。
甲府は横浜FMの攻撃に晒されるも上手くサイドを消しながら耐える展開が続く。しかし、前半38分。横浜FMは甲府のゴールキックのボールを自陣浅い位置で奪うと、右サイドのマルティノス選手にボールを展開。マルティノス選手がドリブルで中に持ち込みグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだ齊藤選手が左足を振り抜き…。
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試合終了後 監督記者会見
1万2千人近くの皆さんに集まってもらったのに、結果も内容も乏しく残念に思っております。フロントの皆さんも必死に集客に頑張っています。お客様に2回、3回と足を運んで頂くのは現場の力があってこそだと思っております。そんな中、それに報いることが出来ず、また、来て頂いたお客様にも、最後5試合のところでこの内容だったので、順位もそうですが、落胆させてしまったと思っております。
試合に関しては、マリノスさんは4-4-2の布陣なので、マルティノス選手の背後を突こうとしました。前半、上手く橋爪選手が高い位置を取りきれなくて攻略できてなかったので、後半、他会場の結果も何となく分かっていましたので、選手交代も含めて大胆にいこうとしました。前半、ゴールキックからそのボールを跳ね返されて失点しまい、非常に残念でした。後半は開始10~15分はやり方を変えずに、サイドの守備だけは高い位置をとらせていこうと思っていたのですが、開始わずか1分半で2点目を取られてしまい、それが我々には非常に重かったと思います。後半頭からセンターバックに黒木選手を入れて、ビリー選手もいれて、今試合の最後の布陣である5-3-2にしてマルティノス選手の背後を取ろうとしました。しかし、前半、土屋選手にアクシデントがあり、バックラインがどこまでできるか分からなかったため、大胆に変えることはできず、少しずつ変えていかなくてはならない状況でその中で失点を繰り返してしまいました。今日のこの内容であればマリノスさん相手では勝利はできないと思います。ただ選手は頑張ってくれて、言われたことを忠実にブレずにやってくれたと思います。この結果を受けて降格圏となりましたが、残り3試合、後を引きずることなく、けが人も戻ってきますのでサポーターの皆さんのために、頑張らなくてはいけないと思っております。