GAME
試合結果
選手交代
81分
伊東 純也→ ドゥドゥ
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67分
盛田 剛平→ 森 晃太
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89分
中川 寛斗→ 田中 順也
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81分
保坂 一成→ ビリー セレスキー
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90分+3
ディエゴ オリヴェイラ→ 鎌田 次郎
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87分
稲垣 祥→ 石原 克哉
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警告・退場
51分
小林 祐介 |
90分+1
森 晃太 |
スターティングメンバー
GK 23
中村 航輔 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 8
茨田 陽生 |
DF 41
土屋 征夫 |
DF 4
中谷 進之介 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 29
中山 雄太 |
DF 5
新里 亮 |
DF 6
山中 亮輔 |
MF 23
稲垣 祥 |
MF 19
中川 寛斗 |
MF 6
マルキーニョス パラナ |
MF 17
秋野 央樹 |
MF 30
保坂 一成 |
MF 25
小林 祐介 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 14
伊東 純也 |
FW 14
田中 佑昌 |
FW 37
クリスティアーノ |
FW 19
盛田 剛平 |
FW 11
ディエゴ オリヴェイラ |
FW 9
ダヴィ |
サブメンバー
GK 1
桐畑 和繁 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 2
鎌田 次郎 |
DF 17
津田 琢磨 |
MF 7
大谷 秀和 |
MF 7
石原 克哉 |
MF 28
栗澤 僚一 |
MF 20
黒木 聖仁 |
MF 34
ドゥドゥ |
MF 27
ビリー セレスキー |
FW 15
武富 孝介 |
FW 25
森 晃太 |
FW 9
田中 順也 |
FW 26
熊谷 駿 |
監督
下平 隆宏 | 佐久間 悟 |
試合総評
明治安田生命J1 2ndステージ 第13節 『 柏 1-0 甲府 』
『 崩しにかかる柏相手に前半上手く守るも、後半セットプレーから失点。勝ち点を伸ばせず残留争いは熾烈な戦いへ。 』
前半から柏の攻撃を受ける形となるも、前半終盤にはダヴィ選手の惜しいヘディングシュートなどもあって、いい形で前半を折り返すが、後半CKのこぼれ球をディエゴ オリヴェイラ選手に押し込まれて失点。森選手、ビリー セレスキー選手らを投入し攻勢を強めるもゴールは遠く、柏に1-0で敗れた。
前節・仙台戦では勝ち点1を着実に積み上げ14位に浮上した。しかし、降格圏の16位名古屋が今節仙台に勝利したことで勝ち点差は2、15位新潟とも勝ち点差1と油断はできない状況だ。今節から柏、横浜FMと上位チームとの対戦。ここで勝ち点を積み上げられれば今シーズンの最低限の目標であるJ1残留を手繰り寄せることができるだけに、今節柏戦は負けられない一戦だ。
17日(土)の仙台戦では前半24分に稲垣選手が獲得したPKを主将・山本選手がきっちり決めて先制に成功するも、わずか13分後の前半37分に、左サイドを石川選手に攻略され、あげられたクロスを西村選手が頭でゴールにたたき込み同点に追いつかれる。甲府は押し込まれる展開が続くも最後まで追加点を許さず、勝ち点1を手にした。
ドゥドゥ選手や松橋選手を怪我で欠く状況は変わらないものの、チームの総力を結集して勝利を狙う。スターティングメンバ―は、GK河田選手、3バックは右から土屋選手、山本選手、新里選手、ダブルボランチはマルキーニョス パラナ選手と保坂選手、右WBには稲垣選手、左WBには橋爪選手。盛田選手と田中選手のツーシャドーにワントップにはダヴィ選手が起用された。
柏は4-3-3を基本システムとして、3トップにはディエゴ オリヴェイラ選手、クリスティアーノ選手、伊東純也選手ら個の能力が高い選手が揃う。また、2枚のブロックは規律正しく連動し、中盤でボールを奪い素早い攻守の切り替えからカウンターに繋げてくる。また、ユース出身の若い選手が多く、戦術理解が高く集団として意思統一がされている。
今節はクリスティアーノ選手、伊東選手の元甲府のアタッカー陣が並ぶサイドでの攻防が勝負を分けるポイントとなる。今節、佐久間監督は左WBに橋爪選手、右WBには稲垣選手を起用。稲垣選手はYBCルヴァンカップ第3節・磐田戦以来のWBでの出場。クリスティアーノ選手とのマッチアップとなるが、「まずは堅く入ることが大事。クリスはなんでもできる選手だが、味方と協力しながら抑えたい」と闘志を燃やす。
前半4分、右サイドの深い位置から田中選手がファーサイドにクロスを供給。このボールを盛田選手が頭で折り返すも、ボールはGKにキャッチされてしまう。前半9分柏の攻撃。クリスティアーノ選手のクロスにDオリヴェイラ選手が抜け出してヘディングシュートを試みるも合わせきれず、ボールはGK河田選手がキャッチする。
サイドでは激しい攻防が続く。前半13分には味方からのロングボールを受けようとしたクリスティアーノ選手に土屋選手がマークに付き、激しいボディコンタクトとなるもクリスティアーノ選手にボールは渡さない。
前半19分、マルキーニョス パラナ選手がドリブルで持ち上がり、中央のダヴィ選手にボールを渡す。ダヴィ選手はミドルシュートを放つも、ボールはゴール右に外れてしまう。これが甲府のこの試合初めてのシュートとなる。一方の柏は前半22分、Dオリヴェイラ選手と中川選手がペナルティエリア手前の狭い位置でパス交換。中川選手がリターンパスを追ってディフェンスライン裏に抜け出そうとするも、甲府DFが対応しシュートは打たせない。
前半39分、左サイドで橋爪選手がドリブルで仕掛けて相手のファウルを誘い、敵陣中央でFKを獲得。山本選手がファーサイドにクロスを供給し、盛田選手が頭で落とす。このボールを田中選手が拾って再び中央にクロスを供給し、ダヴィ選手がヘディングシュートを放つも、ボールは惜しくもGKにキャッチされてしまう。このシュートでダヴィ選手が勢いに乗る。前半44分、左サイドの橋爪選手からのクロスボールにダヴィ選手が合わせてボレーシュートを放とうとするもジャストミートせず…。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:佐久間悟監督
「日曜日の夜に多くのサポーターが来てくれて有り難い。しかし、残念ながら勝点を積み上げられずに残念な気持ちです。レイソルは天皇杯を戦っていて120分の死闘を演じたので最後は少し落ちると予想した。今のレイソルは吉田監督の頃に比べて3トップに依存している印象。3人の突破力と決定力が特徴。クリスティアーノ選手と伊東選手にプレーをさせない、スピードに乗せない、クロスを上げさせない守備は上手くいった。
前半はボールを奪った後、収まりどころがなく、ダヴィは前半20分くらいまでコンディションが上がっていない印象。そのあとは推進力発揮し始めてからスペースを挽回できるようになった。前半0-0はプラン通り。後半、ボールを動かしながら柏に疲労感が出てくるところで選手交代を考えていたが、20分で失点。伊東選手の後ろを使う、茨田選手の前を使うことをプランに入れていた。森選手を入れてターンして振り向かせることを考えていたが、もう少しドリブルとパスが整理できていればよかった。シュートシーンはよかったと思う。
保坂選手は最後体力がいっぱいいっぱいでセレスキー選手を入れた。石原選手はもう少し早く入れて右サイドを活性化を図ればよかった。もう少し早く彼を起用して両サイドの活性化を図ればよかった。交代が遅かった。残し4試合、シーズン当初から苦しい状況が続いている。橋爪選手は足を痛めたかもしれず、次の試合は微妙かもしれない。気持ちを切り替えてJ1のステージに留まることを拘っていきたい。」