アカデミースタッフルーム(No.6)

2016.03.10(木)

その他

こんにちは!スクールコーチの平井です★

早いもので2015年度ももうすぐ終わりです。

今回のブログでは、2015年度アカデミーで実施した「Jリーグ版よのなか科」についてお伝えしようと思います。

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ヴァンフォーレ甲府ではU-14の選手を対象に、2012年度よりよのなか科の取り組みを行っています。

今年度よのなか科のファシリテーター(進行役)に任命していただき、選手たちにとってよりよいものになるように自分なりに考えて実施しました。

プログラムは全5回で構成されており、

クラブの経営
Jリーグの理念
サッカーをとりまく職業
それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」
選手自身の5年後のキャリアイメージプラン

について考え、最後にはチームメイトの前で選手全員が発表をしました。

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選手たちが積極的に参加してくれるのか最初は不安でしたが、
実際はたくさんの発言をしてくれたり、普段とはちがった顔を多く見せてくれました。

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また、よのなか科の特徴として「たくさんの人の関わり」がありますが、
今回も多くのゲストの方に来ていただき、貴重なお話を伺うことができました。


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↑株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ 輿水順雄代表取締役社長です。
ヴァンフォーレ甲府のクラブ経営の実態について説明していただきました。
また、選手たちにサッカー選手としてあるべき姿や、ヴァンフォーレ甲府の一員として多くの方々に支えられていることの大きな責任と自覚を持つことなど熱いメッセージをいただきました。


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↑土橋優強アカデミーコーチです。
熱意や自分の後悔からくる選手たちへの想いなどをお話ししていただきました。


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↑株式会社日建 雨宮清代表取締役社長です。
地雷除去への強い意志やサッカー選手である前に人間として成長することの重要性などを聞かせていただきました。
「何をやるべきか、何をしたいのかわかっている人間は強い(雨宮社長談)」ことを強く感じることができました。


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↑サプライズゲストとしてアカデミー出身の堀米勇輝選手にも来ていただきました。
アカデミー時代の話やTOPチームの選手として心掛けていること、そしてこれからについてお話していただきました。




今回のよのなか科は、参加した選手たちにとって多くのことを考える機会となったと思います。
プログラムの中には選手たちの現状の課題に則したものもあり、
またゲストの方々の話も現在の選手たちにとってタイムリーかつ、重要なことを踏まえてくれていたので、プログラム以上のものを感じることができたのではないでしょうか。

このよのなか科は、私自身も成長できる機会になったと思います。

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

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